ミサのご案内


イ エ ス の み 心
イエスのみ心は全人類に対する神の愛の象徴としてイエスの心臓を表し、その信心はイエスのみ心に表される神の愛を思い起こし、その無限の愛のしるしであるみ心をたたえるものとして中世に始まりました。
特に聖マルガリタ・マリア・アラコックがみ心の信心についての啓示を受けて17世紀にフランスで広まりました。1675年6月16日、この聖女はご聖体を前にして、イエスの愛にこたえたいという思いに駆られました。そのときイエスは、愛情に燃えているみ心を示して、人々の間に存在する冷淡な心を嘆かれ、イエス自身の愛に倣ってその心を尊ぶことを勧められました。
またこのようなイエスの出現が数回にも及び、ご聖体の祝日(キリストの聖体)後の金曜日をみ心を礼拝する特別な祝日として定めるようにとのお告げにより、み心の信心の内容と形式が明確にされるようになりました。
そして1856年に教皇ピオ9世によってイエスのみ心の祭日がご聖体の祝日後の金曜日に全世界で祝うことが定められました。ご聖体とみ心の主日がおおよそ6月に祝われるというこのような歴史からして、次第に6月が「イエスのみ心の月」と自然に浸透し、制定されてきたことは十分に考えられます。
7月 4日(金)聖エリサベト(記) 午前10時
7月 6日(日)年間第14主日 午前 9時
(聖書勉強会)
7月13日(日)年間第15主日 午前 9時
(信徒養成講座と教会委員会)
7月18日(金)年間第15金曜日 午前10時
7月20日(日)年間第16主日 午前 9時
7月25日(金)聖ヤコブ使徒(祝) 午前10時
聖年の巡礼⇒宇部教会でミサ
7月27日(日)年間第17主日 午前 9時

教皇レオ14世の挨拶
『あなたがたに平和があるように。』
愛する兄弟姉妹の皆さん。これが、神の民のためにいのちを与えた、よき牧者である、復活したキリストの最初の挨拶です。わたしもこう望みます。この平和の挨拶が皆さんの心に入りますように。皆さんの家庭に、どこにいたとしてもすべての人に、すべての民族に、すべての地に届きますように。あなたがたに平和があるように。
これが復活したキリストの平和です。謙遜で、忍耐強い、武器のない平和、武器を取り除く平和です。この平和は神から来るものです。神はわたしたち皆を無条件で愛してくださいます。教皇フランシスコがローマを祝福された、弱々しいけれども常に勇気に満ちた声が、今もわたしたちの耳に残っています。
ローマを祝福された教皇は、復活祭の朝、全世界に祝福を与えました。同じ祝福を繰り返すことをわたしに許してください。神はわたしたちを愛してくださいます。神は、わたしたち皆を愛してくださいます。悪が打ち勝つことは、もはやありません。わたしたちは皆、神のみ手のうちにあります。それゆえ、恐れることなく、神と、また互いに手と手をつないで、前に進んでいきましょう。わたしたちはキリストの弟子です。キリストはわたしたちに先立って歩んでくださいます。世界はこの方の光を必要としています。人類は、神とその愛に達するための橋として、この方を必要としています。皆さんもわたしたちを助けてください。対話と出会いによって互いに橋をかけるために。わたしたちが皆、一つに結ばれて、常に平和のうちにある唯一の民となることができるために。教皇フランシスコよ、ありがとうございます。 (カトリック中央協議会)