ミサのご案内
12月22日(日) 待降節第4主日(C年) 午前10時
12月24日(火) 主の降誕(夜) 午後 7時
12月25日(水) 主の降誕(祭) 午前10時
12月27日(金) 聖ヨハネ使徒福音記者(祝) 午前10時
12月29日(日) 聖家族(C年)(祝) 午前 9時
1月 1日(水) 神の母聖マリア(祭)新年のミサ 午前10時
1月 3日(金) 降誕節金曜日 なし
1月 5日(日) 主の公現(祭) 午前 9時
1月10日(金) 降誕節金曜日(主の公現後 午前10時
※ミサ後聖書勉強会
1月12日(日) 主の洗礼(C年・祝) 午前 9時
1月17日(金) 聖アントニオ修道院長(記) 午前10時
1月19日(日)年間第2主日(C年) 午前 9時
※聖体賛美式・役員会
1月24日(金) 聖フランシスコ・サレジオ司教教会博士(記) なし
1月26日(日) 年間第3主日(C年)(ミサ司式:伊藤神父) 午前 9時
1月31日(金)聖ヨハネ・ボスコ司祭(記)
聖 母 マ リ ア
「天使はマリアのところに来て、“あなたに挨拶します、恩寵にみちたお方! 主はあなたと共においでになります。あなたは女の中で祝福された方です”といった」(ルカ1の28) 聖マリアが「神の母」と言われるわけは、神の永遠の御子が、聖マリアから人間性をお受けになったからです。そのために、聖マリアは、人でありながら、ほかの被造物にはるかにまさる尊厳を与えられているのです。
イエス・キリストの一生についての物語はひとりのおとめの話から始まります。そのおとめは名をマリアと言いました。マリアは今のイスラエルの北の方にあるガリラヤの国のナザレという小さな町に住んでおり、ヨセフという名前の人と結婚することになっていました。マリアは当時の一般のユダヤ人の娘たちと同じように簡素な生活を送っており、神の召し出しを受けて救い主の母になるというようなことは夢にも考えていませんでした。
もうすぐヨセフと結婚するというときになって、マリアは、神がお定めになった自分の歴史的な地位に目ざめるようになったのでした。と言うのは、ある日何の前ぶれもなく、神からつかわされた天使があらわれてマリアは驚くべきことを知らされたのです。 「神の恩恵にみちたおかた! 主はあなたと共においでになります。あなたは女の中で祝福されたかたです」(ルカ1の28~38)
天使は、なおも言葉を続けます。「おそれるな、マリア! あなたは神の御前に恩恵を得たのです。あなたはみごもって子を生むでしょう。その子を、イエズスと名づけなさい。それは偉大なかたで、いと高きものの子といわれます。その国は無窮のものです」天使の言葉は前よりもさらに不思議さを加えてきます。そこでマリアは「わたしはまだ男を知らないのに、どうしてそんなことになるのですか?」と聞きました。天使はその意味を説明して次のように言いました。「聖霊(神)があなたにくだり、いと高きものの力のかげがあなたをおおうのです。生まれる御子は聖なるおかたで、神の子といわれます」 天使の言葉を神のおぼしめしと考え、マリアはイエズスの母となることを承諾なさいました。「わたしは主のはしためです。あなたのお言葉のとおりになりますように」こう答えたとき、神の御力によってマリアはおとめでありながらイエズスをその胎内にやどしました。 神は、私たちと同じようにマリアをお造りになったのです。しかし、神は彼女を特別な目的のために、特別な祝福を与えてお造りになりました。神は、マリアを神ご自身の御子(世の救い主)の母親にするためにお造りになったのですが、彼女は生まれた瞬間からすべての罪のけがれを免れ、この偉大な光栄を受けるにふさわしいかたでした。
彼女は一点のけがれもない心の持ち主で、清らかな一生を送りました。私たちがマリアに特別な敬意と尊敬を示すのは当然であり、また、私たちは汚れのない生活を送り、キリストのもとに召されるために、マリアに見習うように努力すべきであります。(教会の教え)